皆さんこんにちは
有限会社笹寿しの更新担当の中西です
~更科・田舎・変わりそば~
蕎麦屋のメニューには、もりそば・ざるそばだけでなく、
「更科」「田舎」「変わりそば」など、見た目や香りが違う蕎麦が並ぶことがあります
これは“蕎麦粉の違い”が形になったもの。つまり蕎麦屋の個性が最も出る部分です✨
つゆにつけて食べる冷たい蕎麦の基本。海苔が乗らないことが多いです。
蕎麦そのものの香りが感じやすいので、配合や粉の個性を試すのに向いています
海苔が乗るタイプ。香りが強い蕎麦だと、海苔の風味と重なるので好みが分かれます。
逆に甘みが上品な蕎麦だと、海苔がアクセントになって美味しいこともあります✨
更科そばは、蕎麦の実の中心部に近い粉(更科粉)を使い、色が白く、上品な甘みが特徴です。
香りは強烈ではありませんが、口に入れたときの「すっと消える上品さ」が魅力
更科は、つゆを強くしすぎると負けるので、店によってはだしの透明感を重視します✨
また、更科の技術は「繊細な蕎麦を切らずに打つ」技術でもあり、職人の腕が出るジャンルです
田舎そばは、挽きぐるみ(全粒に近い粉)を使い、色が濃く、太めで、香りと穀物感が強いタイプ。
噛むほどに甘みと香りが出て、「蕎麦を食べている」実感が強いのが魅力です✨
田舎そばは、温かい蕎麦でも負けにくく、しっかりしたつゆとも相性が良いことがあります
また、太さや食感の個性が店のスタイルとして現れやすいのも特徴です。
変わりそばは、蕎麦に季節の素材を練り込んだり、香りを移したりして楽しむ蕎麦です。
代表的には、
よもぎ
桜
柚子
抹茶
紫蘇
など。季節を感じる一皿になります✨
変わりそばは、香りが繊細なので、つゆよりも塩や軽いだしで楽しむスタイルもあります。
蕎麦屋が四季を表現する方法として、変わりそばは非常に文化的な存在です
蕎麦を複数食べ比べるならおすすめの順番があります。
更科(繊細)
二八・外一(バランス)
田舎(力強い)
香りが強いものを先に食べると、繊細な甘みが分かりにくくなるためです
この“味の設計”を意識すると、蕎麦屋の楽しみ方が一段増えます✨
皆さんこんにちは
有限会社笹寿しの更新担当の中西です
~産地・品種・挽き方~
蕎麦の種類を語るとき、配合(十割・二八)だけでは語り尽くせません。
蕎麦粉は、米や小麦以上に「産地・品種・挽き方」が味に出やすい素材です✨
同じ配合でも、
北海道の蕎麦なのか
信州の蕎麦なのか
玄そばを石臼で挽くのか
ロールで挽くのか
で、香りも甘みも余韻も変わります
ここでは、蕎麦屋が大切にしている“素材の種類”の世界をわかりやすく解説します
蕎麦は生育期間が短く、気候や土の影響を受けやすいと言われます。
そのため産地が変わると、香りや味わいの方向性が変わることがあります
寒暖差が大きい地域:香りが立ちやすい傾向
土壌が豊かな地域:甘みや穀物感が出る傾向
収穫時期が良い年:風味が濃くなりやすい✨
もちろん年ごとの違いもあるので、蕎麦屋が「今年の新そばは香りが強いですよ」と言うのは、ただの宣伝ではなく、本当に差が出る世界なんです
蕎麦の世界で“旬”といえば新そば。
収穫したての蕎麦は、香りが鮮烈で、若々しい青さを感じることがあります✨
新そばの特徴
香りがフレッシュ
甘みが素直
余韻が軽やか
色がやや緑がかる場合もある
この時期の蕎麦屋は、新そばの入荷をお知らせしたり、産地を明記したりして、季節の楽しみとして提供します✨
「今日は新そばだから、十割にしてみよう」など、食べ方の楽しみも広がりますね
蕎麦粉の原料には大きく分けて2つあります。
玄そば:殻付きのままの蕎麦の実
丸抜き:殻を外して中身だけにしたもの
丸抜きから取った粉は、雑味が少なく、上品な甘みが出やすい傾向があります✨
一方で玄そば由来の粉は、穀物感が強く、野性味のある香りが出やすい場合もあります
蕎麦屋が「うちは丸抜きを使っています」と言うのは、味の方向性を伝える意味もあります
蕎麦粉の挽き方も、味を左右します。
ゆっくり挽くので摩擦熱が少ない
香りが残りやすいと言われる
粒度を調整しながら挽ける
風味が豊かになりやすい
均一な粉を大量に作りやすい
粒度が安定する
仕上がりが整いやすい
どちらが優れているというより、店が目指す蕎麦の方向性に合わせて選ばれています✨
蕎麦粉は挽く工程で層の違いが出ます。
一番粉:中心部に近い、色が白めで上品
二番粉:外側に近く、香りや風味が強い
全粒粉:殻に近い部分も含め、穀物感が強い
白っぽい蕎麦=上品で甘み
黒っぽい蕎麦=香り強く野趣
という傾向があり、蕎麦屋はここで「うちの蕎麦はこういう個性」と作り分けをしています
皆さんこんにちは
有限会社笹寿しの更新担当の中西です
~蕎麦の“種類”は粉で決まる~
蕎麦屋に来たお客さまがメニューを見て迷うポイントの一つが、「十割」「二八」「外一」などの表記です🤔💭
同じ“もりそば”でも、粉の配合が違えば、香り・甘み・喉ごし・コシ・切れやすさまで大きく変わります。
蕎麦は、素材と製法の違いがそのまま味に出る料理。
今回はまず、**配合(粉の割合)**にフォーカスして、蕎麦の種類と特徴を深掘りしていきます🥢🌾
蕎麦粉は小麦粉と違ってグルテンがほとんどありません。
グルテンは生地を伸ばし、粘りと弾力を作る要素。パンやうどんの“モチモチ”はこれのおかげです🍞🍜
一方で蕎麦粉は、香りは強いけれど粘りが弱く、つながりにくい性質があります😅
だから昔から蕎麦作りでは、
小麦粉(つなぎ)
山芋(自然薯など)
ふのり(海藻)
などを使って、生地をまとめやすくしてきました。
つまり“配合の違い”とは、
✅香りを取るか
✅扱いやすさを取るか
✅喉ごしを取るか
のバランスの違いでもあるんです😊✨
十割そばは、つなぎを使わず蕎麦粉だけで打つ蕎麦です。
最大の特徴は、なんといっても香り🌿✨
噛んだ瞬間にふわっと立つ蕎麦の香り、甘み、穀物の力強さがストレートに伝わります。
ただし、十割は繊細です😌
切れやすい
茹で加減が難しい
店の技術が出やすい
風味の個性が強い(好みが分かれることも)
という面もあります。
おすすめの食べ方は、最初はつゆを少なめにつけて“蕎麦そのもの”の味を感じること🥢✨
塩で食べる十割を出す店もありますが、それは自信の表れですね😊
二八そばは、蕎麦粉8割+小麦粉2割。
多くの蕎麦屋で定番になっている理由は、“ちょうど良さ”です😊✨
香りが残る
つながりが良い
喉ごしがなめらか
コシが出る
切れにくく食べやすい
二八は、蕎麦の香りを楽しみつつ、食感の安定感があるので、初めての人にもおすすめです🥢🌾
温かい蕎麦でも崩れにくく、冷たい蕎麦でも美しく食べられる万能タイプとも言えます🔥❄️
外一は、蕎麦粉9割+小麦粉1割。
十割より少しつながりが良く、二八より香りが立つ。まさに“香り寄りの中間”です😊✨
外一の魅力は、
「十割ほど繊細すぎず、でも蕎麦の芯がしっかりある」
という点。蕎麦好きが「今日は外一で」と選ぶのは、こうした絶妙なバランスがあるからです🥢🌿
**三七(蕎麦3:小麦7)や四六(蕎麦4:小麦6)**は、香りは控えめになりますが、食感が安定しやすく、麺としてのコシやつるっと感が出やすい配合です✨
昔は大衆向けの蕎麦として広まり、忙しい江戸の町人文化の中で“手軽に食べられる蕎麦”として発展した背景もあります🏮
「蕎麦の香りが強すぎるのが苦手」という方や、食べ慣れていない方にとっては、こうした配合の方が食べやすいこともあります😊
お店によっては、温かい蕎麦にあえてこの配合を使い、つゆとの相性を重視する場合もあります🍲✨
配合が違うだけで、蕎麦は別の料理になります。
十割=香り
二八=喉ごしとバランス
外一=通好み
三七・四六=食べやすさ
というように、特徴を理解して注文すると、蕎麦の楽しさは何倍にも広がります🥢🌾✨